Q.私は口下手です。喋れない奴は無能だと罵られます

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ここでまず把握しておきたいのは、アドラー心理学の目的論で考察すると、相手の目的は「お前は口下手だから無能だ。だから俺の方が上だ」というマウントをしかけていきているという事実です

口下手な奴は無能だという自分の価値観を押し付ける事であなたに劣等感を刷り込もうとしてきているのです

そして現に今あなたは口下手である事に引け目を感じてしまっています

では、なぜそんなマウントをわざわざする必要があるのでしょうか

それは圧倒的な劣等感です

 

世の中には話が上手い人が存在します

しかし、”話が上手い人=話す量が多い人”と混同されて使われている風潮があるように感じます

話す量が多い人というのはとかく落ち着きがありません

早く自分の知識を誇示したい、自分の有能さを周囲に思い知らせてやりたいと躍起になっているので自然と話す量が多くならざるを得ないのです

つまり話している目的が”自分の劣等感を埋める為”であり、何か有益な情報を提供したいという気持ちはさらさらありません

 

また世間では”話す量が多い人はコミュ力が高い”と称する事もあるようですが本当にそうでしょうか

聞き手は立て板に水が如くつらつらと大量の話を本当に聞きたいと望んでいるでしょうか

話す量が多い人の話というのは往々にして過去の武勇伝や自慢話が多いものです

そんな話を聞かされて嬉しい気持ちになる人は誰もいないでしょう

 

本当に話が上手い人というのは驚く程落ち着いています

アメリカのプレゼンテーション番組にTEDというものがあります

論者は話す量もさほど多くないものの周囲を納得させる説得力、引き込む力を持ち合わせています

なぜこんな事が出来るのかというと自分で自分に価値を見出している為です

だから周囲にマウントをとる必要もなく、自分の価値を外的要因から見い出す必要もないのです

ですから例え口下手であったとしても口下手である自分を受け入れているので堂々としたプレゼンテーションが出来るのです

 

話が上手い人とは聞き手主体であり、話す量が多い人は自分主体なのです

話が上手い人は聞き手がどんなニーズを持っているか、それに対して情報を伝えようと考えているので、話の内容に武勇伝や自慢話等入れる必要がありません

むしろ失敗談をユーモアとして盛り込みさらに周囲を引き込むのです

話す量が多い人は自分さえ良ければいいと思っているので、他人は自分の劣等感を払拭させる道具のようにしか思っていません

 

このような人は平気で自分のものさしで周囲を裁こうとします

そんな大そうな話術とやらをせっかく身につけても、人を小馬鹿にする道具に使っているのでは宝の持ち腐れと言えるでしょう

聞き手が望んでもいない話を無理矢理押し付けている時点でコミュ力が高いとは到底言えないと言えるのではないでしょうか

 

あなたはそんな人達の押し付けてきた勝手なものさし等一切受け入れる必要はありません

饒舌さを武器に一喜一憂しているような人達とはすぐに距離を置き、「口下手であろうとなかろうと自分には価値がある」と自分で自分の価値を承認していく道を見つけていって欲しいと思います

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井上 拓也

井上 拓也

姿勢矯正士 / 美容整体師美容整体 安楽
石川県内唯一の姿勢矯正士。 日本姿勢矯正士協会石川県支部支部長。 130kgのいじめられっ子だった過去からボディビルを通して67kgの減量に成功。 社会人となった後、パワハラ、ワーカホリックにて鬱となり自分の生き方を見つめなおす。 組織に馴染めない、必要以上に他者からの言葉に傷ついてしまう気質からHSPである事が分かり、整体師転身後、精神治療も観点に整体師の視点から心理カウンセリングも開始。 姿勢矯正の専門家として施術のご提供をする傍ら、来院いただくお客様の心身の健康と気付きのお手伝いをお届けできる情報発信を行っている。

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