Q.会う度にマウントをとってくる人がいます。対処法はありますか?

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Q.会う度にマウントをとってくる人がいます。対処法はありますか?

 

言う必要のない攻撃的発言、横柄傲慢な態度で常に上から目線、悪態をつき周囲に迷惑をかけている事が凄い事だ勝っている等と思い込んでいる人

こんな人は本当にどこにでもいます

このような態度をとる人はほとんどの場合、あなたに問題があるのでなく相手に問題があります

自分の問題に正面から向き合う事から逃げる為に、他人の境界線を乗り越えて過干渉する事で、不安を払拭しようとしているのです

こういう人の対処法を考えていく為には、アドラー心理学の目的論の考えが役に立ちます

心の優しい人や真面目な人程「私に何か原因があるのでは」と考えてしまいがちなのですが、ここで「相手は何の目的があってこんな事を言ってきているのか」という視点に切り替えるのです

するとこの態度の裏にはこんな心理が隠されている事が分かります

 

1.劣等感

2.承認欲求

3.正義感で人を裁きたい欲求

 

1.劣等感

 

日本人のイメージで”自信がある人”というと横柄傲慢な人を連想する人が多くいます

しかし、本当に自分に自信がある人、自分で自分に価値を見出している人はわざわざ周囲に力を誇示したり、アピールする必要がないのです

マウントをとる横柄傲慢な人の正体は圧倒的な劣等感です

劣等感をバネに反骨精神で目標に向かって努力する人もいます

しかしその一方、なんの努力も伴わずに劣等感を払拭する、そんな錯覚を味わえる唯一の方法、それがマウントなのです

マウントをとると一瞬すっきりします。「勝った、やはり俺の方が優れている」と優越感に浸れます

しかし現実の世界ではどんなに相手を馬鹿にしようと本人のスキル、知識、信用があがるわけではありません

その現実に直面した時、空しさを感じ、空虚感を埋めるにはまたマウントをとるしか正気を保つことが出来ないのです

マウントとは他者比較の中で自分の価値を見出す再確認作業なのです

こういう人は目標に向かって努力して理想に近付こうという方向にはまず行きません

課題から逃げたいから他人を小馬鹿にするのです

改心や謝罪もまず期待しない方がいいでしょう

 

 

2.承認欲求 3.正義感で人を裁きたい欲求

「誰々が何々をしないから気に入らねぇ、常識的にこうすべきなのにあいつは違うから気に入らねぇ」

愚痴不平不満他人のあら探しが生活習慣になってしまっている人がいます

こういう人は他人を”あら探しのフィルター”を通して見ているので、重箱の隅をつつくような小さなあらを鬼の首を取ったかのように騒ぎ立て誇張し噂に流したりします

この言葉の本心は「私を承認してくれないあいつが気に入らねぇ」なのです

行動はしないが要求だけは人一倍、他人は自分を承認し気持ちを上げてくれて当然の道具のようにしか見ていないので平気で嘘をつきます

自分の主張には実は自信がないので社会通念や常識を盾に出しジャッジしてこようとするのです

 

承認欲求が強い攻撃的な人は自分の価値を他者評価に委ね承認を強く要求します

比較して勝つ事や能力をアピールしたりすれば周囲の承認を得られると思っているのです

だから物事を”勝った負けたの善意二元論の世界”でしか見れません

劣等感が強いので勝ち続けなければ私には価値がないと思い込んでいます

普通の会話の中にも”勝ち負けのものさし”を突っ込んでくるのでまずまともな会話は成立しないでしょう

 

■対処法

厳しい言い方ですが、マウントをされる事が気になるという事はあなた自身も”勝った負けたの善悪二元論の世界”にいる可能性が高いのです

そして「こんな横柄傲慢な態度はやめて欲しい」と相手に期待しており「こんな態度を取る人は悪だ」と自分の正義感で相手を裁いている可能性があるのです

心の反応があなたを苦しめます

前述の通りこのような態度の人は改心や謝罪等まず間違いなくしてこないですし、期待をすればする程あなた自身が自分で自分の心を苦しめるのです

 

自分でコントロールできないものへの執着を捨てましょう

そして”私と相手は違うもの。そこに比較やジャッジはしません”と強く理念に刻むのです

本来コミュニケーションとは、自分と相手の違いの中から新たな気付きを見つけていく為のもので、勝った負けたの見栄の張り合いをする場ではありません

そのような覇権争いを仕掛けられたとしても徹底して張り合ってはいけません

あなたが土俵に上がってあげればあげるほど、”承認欲求が満たされた”と相手は喜ぶのです

 

勝つか負けるかが最大の関心事の人とはまともな会話は成立しません

極力距離を置きまともに相手をするのはやめましょう

 

真面目な人や心の優しい人は”マウントをとる人にすら嫌われたくない”と思っている場合もあります

こんな層の人達から好かれたら大変な事になります

失望され嫌われていた方がいいのです

 

そして所かまわずマウントをとるような人は誰からも応援されません

周囲の人達のエネルギーを奪うからです

適当によいしょしておく面倒な人という扱いになり、結果承認を得られるどころか自ら自滅の道をたどります

「気に入らねぇ気に入らねぇ」と評論家となって一生を終えるのです

 

裸の王様は1位の表彰台で裸踊りが出来ると上機嫌になります

花を持たせてさっさとその場を離れましょう

あなたはそんな人達の事より自分の理想に対する努力や行動に目を向け、他者評価でなく自分で自分に価値を見出す道を見つけていって欲しいと思います

 

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井上 拓也

井上 拓也

姿勢矯正士 / 美容整体師美容整体 安楽
石川県内唯一の姿勢矯正士。 日本姿勢矯正士協会石川県支部支部長。 130kgのいじめられっ子だった過去からボディビルを通して67kgの減量に成功。 社会人となった後、パワハラ、ワーカホリックにて鬱となり自分の生き方を見つめなおす。 組織に馴染めない、必要以上に他者からの言葉に傷ついてしまう気質からHSPである事が分かり、整体師転身後、精神治療も観点に整体師の視点から心理カウンセリングも開始。 姿勢矯正の専門家として施術のご提供をする傍ら、来院いただくお客様の心身の健康と気付きのお手伝いをお届けできる情報発信を行っている。
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