Q. 腰が痛いです。どうすればいいですか

なんでも質問コーナー

腰そのものを見るのでなく腰を痛くしてしまっている原因を見つけること

 

つらい腰痛、何年も引かない腰の痛み

腰痛は日常生活でも支障を及ぼしやすい症状の第1位といってもよいのではないでしょうか。

 

4つ足の動物は腰痛を起こす事はないと言われています。

太古の昔に人間が二足起立歩行になった時に地球上の重力が垂直方向にもろにのしかかる様な環境にさらされるようになりました。

 

この時に背骨を独特なアーチを作る事で、まるでコイルのように垂直にのしかかる重力の負荷を全身に分散させ姿勢を変化させる事で人は進化してきました。

 

現代社会では長時間の同一姿勢、運動不足、睡眠不足、不規則な食生活などによって、このコイルを支えている筋肉の機能が低下し、重力を全身に分散させる事が難しくなるような不良姿勢になりやすい環境にあります。

全身に分散させづらくなるという事は一カ所に重力負荷が集中してしまうという事です。

また、不良姿勢は本来機能よく動いてくれるはずの処々の筋肉群の機能が低下していきます。

結果さらに負荷が一カ所に集中してしまうのです。

 

腰痛を考えていく場合に重要な視点となるのは

“腰そのものでなく腰を痛くさせてしまっている要因はなにか”を突き止めていくという考え方です。

 

動きはどうでしょうか。

前屈後屈、座った状態での体の右回旋左回旋、左右の側屈等こういった動きの可動域に左右不均一のものがあったり痛みがこの動きで発生するというものがありませんでしょうか。

そこから腰痛の原因を探っていくのですね。

 

例えば、腰が反り腰で痛いとするならばなぜそもそも反り腰になってしまったのかを考えていく必要があります。

猫背が進行すると頭部の重さを支える為に腰はより反り腰になる事で耐えようとします。脊柱の生理的S字湾曲がさらに強い湾曲になってしまうんですね。

 

反り腰とは骨盤の前傾を意味します。

骨盤が前傾すると今度は股関節は過剰に内側に入ろうと歪みます。

股関節が過内旋するとバランスをとる為重心が外側ばかりにかかるようになります。

外重心が長期間続くと足裏の骨が外側に歪み足裏の親指が浮指になってきます。

小指側ばかりで着地するようになるとその着地の際の衝撃は全て外側の筋肉にて負荷を受け止めようとするのでより外腿の張りは強くなってしまいO脚が進行していくひとつの要因になる事があるのです。

そしてO脚というのは骨盤の歪みももたらします。

骨盤が歪むという事は骨盤に関連している筋肉群も不自然な緊張にさらされる事になる為、その不協和音は全身に波及するのです。

 

このように腰痛という点だけをみると分からないようなものも多々ありますが、姿勢をひとつの指標として原因を見つけていく事で十分腰痛は改善に近づけていく事が出来るのです。

 

 

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井上 拓也

井上 拓也

姿勢矯正士 / 美容整体師美容整体 安楽
石川県内唯一の姿勢矯正士。 日本姿勢矯正士協会石川県支部支部長。 130kgのいじめられっ子だった過去からボディビルを通して67kgの減量に成功。 社会人となった後、パワハラ、ワーカホリックにて鬱となり自分の生き方を見つめなおす。 組織に馴染めない、必要以上に他者からの言葉に傷ついてしまう気質からHSPである事が分かり、整体師転身後、精神治療も観点に整体師の視点から心理カウンセリングも開始。 姿勢矯正の専門家として施術のご提供をする傍ら、来院いただくお客様の心身の健康と気付きのお手伝いをお届けできる情報発信を行っている。
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